毎日、仕事に行くのが辛すぎる。
でも、就活を頑張って、せっかく入った会社を辞めるなんてできない。
このサイトにたどり着いた方には、そんな思いで葛藤している方もいると思います。
最優先することは、あなたの心身の健康を守ることです。
あなたの健康を守るための行動を、考えましょう。
本当に限界が近い、もしくは限界を通り越しているのではないかという方のためのアドバイスです。
健康を維持できていますか?
あなたは今の仕事を続けていて、心身ともに健康を維持できていますか?
いったん考えてみてください。
仕事のことを思うと、動機や吐き気がするということはないですか?
毎日きちんと眠れていますか?
今の状態が続いたままで、あなたは何ヶ月も過ごせますか?
よく考えてください。
通勤中に「車にひかれたら仕事に行かなくていいなー」なんて、ふと頭に浮かんだことはありませんか?
一度でもこのようなことが思い浮かんだなら、それは危険な状態です。治療が必要な状態です。
仕事に行かず病院へ行くことを決意しよう
いったん自分の心身の状態を考えて、「心身ともに健康ではない!治療が必要だ!」と気づいた方もいらっしゃったはずです。
生きるために、仕事に行かないことを決意しましょう。
朝に自宅から「調子が悪いので今から病院に行きます。体調が良くなれば昼から会社に行きます。」と電話しましょう。
そして、病院に行きましょう。
仕事に行かないなんて言えない…
仕事を休むと伝えるだけで、上司や同僚がどんな反応をするか怖い。
仕事に行かない、辞めるかもしれないなんて、就職が決まって喜んでくれた人たちを裏切ってしまうような気がする。
こんなことを考えていて、電話でも「病院に行きます」が言えないくらい、悩んでいませんか?
体調のことを考えると、自宅から「病院に行きます」と電話して、すぐ病院に行くのが理想的ですが、行動に移せないのではないですか?
私も、追い詰められて冷静な判断ができないときだったら、自宅から「病院に行きます」と電話できないと思います。
「会社の最寄り駅に着きましたが、体調が悪すぎるので病院へ行きます。」という話なら、できませんか?
もしくは、会社には行って、同僚さんに「体調が悪すぎるので仕事ができません。病院に行きます。」と伝えるとことは、できませんか?
限界とはわかっていても、会社に行く努力はしないと、あなたの気が済まないのではないでしょうか。
でも、もう限界ということも同時に伝える必要があります。
病院に行くと、勇気を持って伝えましょう。
休みますとは言えないあなたは、絶対今日は会社に行けないと思っていても「病院に行って、良くなれば昼から行きます」と言いましょう。
会社への連絡は忘れずにしよう
あなたの体調について、会社の方も気がかりだと思います。
追い詰められているあなたは、病院から出て、薬局で薬をもらっても、近くのベンチで座ったまま動けない、そんな状態になる可能性が高いです。
昼くらいに「体調がいっこうに良くなりません。帰宅するために動くことさえもできずにいます。」という話を電話でしておきましょう。
まともに動けて、コンビニにでも寄って帰れるほどの元気が残っていれば、あなたの判断が遅すぎずラッキーだったと思いましょう。
「今日は帰宅するために動くのがやっとです。自力で帰宅できるうちに帰宅します。」と伝えましょう。
実際にこのような状況になったら、言葉が出てこないかもしれません。
そんなときのために、言い方を覚えておきましょう。
そうやって、1日出勤せず仕事のことも考えない、という日を作ってみてください。
本当はおすすめしたい方法
もっとも理想的な方法も、ご紹介します。
実行に移すのは難しいかもしれませんが、まだ少し心に余裕がある方にはぜひ実行してほしいです。
心療内科の予約を事前にとって、予約当日に会社に行かず心療内科に行くのが、本当はおすすめです。
心療内科って、実は予約制のことがほとんどなんです。
予約を取って、予定を組んで実行する余裕があるなら、実行してみてください。
あなたの精神的症状はもちろん、身体的症状も疲れに由来する場合と精神的なものに由来する場合があります。
心療内科の受診を一度考えてみてください。
休んでみてどうですか?
1日休んでみて、気持ちの変化はありましたか?
「休む必要がある!」と気づくかもしれません。
「休んでなんかいられないや、頑張らなくちゃ」と気づくかもしれません。
あなたにとって、何かに気づける大事なお休みになるはずです。
休む必要があると思った方へ
仕事を長期間休むのには、休職の手続きが必要です。
休職は、ある程度期間が決まっていて、その後復帰することが前提になります。
「いったんお休みを挟んだとしても、この職場では働き続けられない!」と思った場合は、はじめから退職を選択するのがベターです。
実は、休職は法的に定められた制度ではなく、会社独自で定める制度になります。
休職という制度自体を設けていない会社もあります。
休職を検討している場合は、一度会社の方に相談をしてみましょう。
休んでいられないと思った方へ
休んで考えた結果、「休んでなんかいられない」という結論が、さらに自分を追い込んでいる可能性だってあります。
頭の片隅には置いておいてください。
「休まなきゃもう限界!」の決断は、早めにしてくださいね。
実は私も、倒れる寸前まで、病院に行くとか仕事を辞めるとか、決断ができません。
「駅で倒れたら、他の乗客さんとか駅員さんとかいるから、かえって助けてもらえて安全だよね」とか、正気ではないことを考えている時期もあります。
その度に「もっと生きることを真剣に考えて」と、周囲の人から怒られ、休養して、また元気になっています。
私と同じ失敗をしないため、私も同じ失敗を繰り返さないために、この記事を書きました。
休む必要があるときは、休みましょう。
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