新卒で入社してすぐ辞めた同期に対して、「入ったばかりの会社を辞めたなんて甘えすぎだ!」と愚痴をこぼしている上司を目にした。
自分も辞めたいなんて、とてもじゃないけど言い出せない…
そんなことで毎日悶々としている方もいらっしゃいますよね。
私もそんな時期を何ヶ月も過ごしました。
すぐに仕事を辞めるのは、本当に甘えなのでしょうか?
様々な人の考え方を知れば、甘えではないと判断できるかもしれません。
「辞めたいけど言い出せない」とずっと悩みながらお仕事を続けると、前には進めません。
辞めるのは甘え?何年続けるべき?と悶々とした期間を過ごすのは、もう終わりにしましょう!
リスクがあることは承知で辞めたいのでは?
もちろん、短期で離職することには、デメリットやリスクがあります。
まずは短期離職することでのデメリットやリスクを知りましょう。
短期離職でのデメリットやリスクは?
このようなことが、一般的にデメリット・リスクと考えられます。
新卒採用よりも企業の選択肢が少ない
すぐに辞めてしまう忍耐力のない人とみなされる
短期間で離職したので身につけられたことが少ないが、次は中途採用として期待されてしまう
デメリットやリスクは承知の上で、辞める決断をしてくださいね。
知らなかった!という方は、早めにどんなリスクがあるのか調べたり考えたりしてください。
仕事は最低でも3年続けるべき?
「仕事は最低3年は続けるべき」なんて声も聞きます。
何年くらい続けるのが良いんだろうか?嫌でも続けるべき?と悩みますよね。
もちろん3年続けることで得られるものもあります。
しかし3年なんて働いてはいけない!という会社も、残念ながら世の中にはあります。
メリットもデメリットもどちらも理解した上で、行動に移しましょう!
第二新卒の世代は転職しやすい!?
あなたが第二新卒の世代に該当する場合、第二新卒枠での転職が意外と有利な場合があります。
実は、マイナビ転職上の約80%の求人が、第二新卒を歓迎するというデータも!
「新卒の3割が3年以内に辞めてしまう」とも言われる時代。第二新卒にあたる層は、企業にとって常に人材不足の状態なのです。そんな情勢にあるからか、2016年の調査では、全体の半数を超える企業が「今後一年間、第二新卒者を積極的に採用したい」と答えています。
事実、マイナビ転職に掲載されている全求人のうち、約80%が「第二新卒歓迎」としています。
引用元:第二新卒って一体何? 実は転職しやすい時期だった!?/マイナビ転職
第二新卒は、一般的には入社して3年未満の人を指すことが多いです。
80%の企業が第二新卒を歓迎しているなら、転職も怖くないですよね。
まずはリクナビとマイナビを見てみよう!
大学生の頃にも利用した、リクナビとマイナビの転職者向けサイトに登録してみましょう!
実際にサイトを見ると、第二新卒での転職って歓迎されているんだ!と元気が湧いてくると思います。
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ブラック企業なら逃げて!
ブラック企業で長い間働くと、身体的にも精神的にもやられてしまいます。
働き続けることよりも逃げることを優先すべき!という企業もあるんです。
在籍している社員に対する悪口を言うのは、ハラスメントとして問題になります。
しかし、辞めた社員に対しての悪口は本人にも伝わらないので、おとがめがないことがほとんどです。
もちろん聞いていて気分の良いものではありませんが。
「入ったばかりの会社を辞めたなんて甘えすぎだ!」という会話が日常的に飛び交っている会社は、ハラスメントが横行しているブラック企業の可能性もあります。
ハラスメントの対象がいつか自分になるのでは…?と、ビクビクしながら毎日を過ごしていませんか?
そのビクビクした環境で、何年も働けますか?
冷静に考えてみてください。
あまりにひどい場合は労基に相談しよう
すぐに労働基準監督署に介入してもらおう!というわけではありません。
まずは、相談をしましょう。
パワハラ、モラハラに該当する発言が飛び交っている職場ならば、労基に介入してもらうことができる場合があります。
労基に介入してもらっても、あなたが労基に出向いて行動したのが無駄になり、何も改善されない場合も残念ながらあります。
また労基が介入するブラック企業ということで、取引先との信用がなくなり、会社の経営が傾く可能性もあります。
少しでもお世話になった企業に対して、経営が傾く可能性があるとわかっていながら、労基に通報するかどうかは迷うところだと思います。
メリットとデメリットの両方を考えた上で、行動に移しましょう。
メリットとデメリットどちらも考えよう!
「新卒で入った会社をすぐに辞めるのは甘え」と口には出さなくても、内心思っている方もいるのは事実。
第二新卒での転職も十分に可能ですが、メリットとデメリットのどちらも把握して行動に移すことが重要です。
どうしても耐えられなくて、自分が壊れてしまう前に辞める決断をすることは、甘えではありませんよ。
自分の身を守って、社会人経験も積みながら、楽しく健康に生きられる、そんな生活ができることを応援しています。
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