それは本当の優しさ?『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』かも!?

退職前のお悩み解決

『本当の優しさ』『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』

ぶっちゃけ優しさにもいろいろあると思います。

 

特に古くから在籍している人が多い会社では、おかしな習慣がたくさん残っています。

古くからのおかしな習慣は、『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』であることも多々あります。

 

私はこれまで3社経験しましたが、2社は「昭和が続いている」と思ってしまうような古い習慣が多い企業でした。

古い習慣が多い企業では、『優しさの押し付け』『善意に見える優しさ』がたくさんありました。

みんなが『本当の優しさ』を持って行動してくれるのが理想ですが、それは新人のあなた1人の力で変えられる問題ではありません。

 

『本当の優しさ』と『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』の違いを見極められるようになりましょう!

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私が経験した『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』

私は「昭和が続いている」と思ってしまうような古い習慣が多い企業にいた経験が長くあります。

そこでは『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』をたくさん経験しました。

 

初めは『本当の優しさ』だと思ってありがたく受け取ってしまい、『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』と気がつくまで時間をかけてしまいました。

これを読んでくださっているあなたには同じ失敗をしてほしくないので、『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』の例を紹介します。

タイムカードは新人が全員分押す

そこそこ大きな会社の支社で働いているときのことでした。

「定時から30分以内にみんな帰るし、タイムカードとか気にしてないよね〜」というベテランさんの意向で、新人がタイムカードを全員分押すことが決まっていました。

 

定時から30分以内で帰る日も、1時間半以上経ってから帰る日もありました。

しかしタイムカード上では、定時から15分後くらいに退勤したことになっています。

実際は月10〜15時間程度は残業していたのに、タイムカードに記録が残っていないので、残業代はゼロです。

 

残業代以外にも、困ったことが発生しました。

『支社はほぼ毎日定時で帰れていて暇そう』と認識されるようになり、「なぜうちの部署が?」と思うような仕事がよく回ってくるようになりました。

全く詳しくない分野の仕事が回ってくるので、悪戦苦闘して、仕事する時間が長くなります。

でも「新人がタイムカードを全員分押す」ルールは変わりませんでした。

「支社は少し仕事を増やしても定時に帰れる!」と認識され、仕事がどんどん増えました。

 

みんなの手間を省くという優しさから始まったのかもしれませんが、今となっては『優しさに見える迷惑』でしかありません。

休み時間はみんなで過ごす

休み時間は基本的に自由に過ごして構いません。

スマホをいじっていてもいいし、仮眠してもいいし、テレビをぼーっと見てもいいし、同僚と話してもいいし、何してもいいんです。

 

しかし、私のいた部署では「みんなでトランプをして親睦を深める」ことが決まっており、半強制的に部署のみんなで過ごすようになっていました。

 

「みんなでトランプ」の時間が決まっていて、その前にスマホをいじりたいからと、食事を5分足らずで終える人もいました。

トランプに参加したくない人は、強引に家族などに電話する用事を作っていました。

トランプを嫌がっている人がたくさんいたのに、トランプが強制されていました。

 

もともとは「親睦を深めるため」という目的があったようですが、嫌がっている人がたくさんいる中でやり続けるのは、『優しさの押し付け』にしかなっていませんでした。

机に突っ伏して仮眠する、コーヒーをじっくり淹れてこだわりの一杯を楽しむなど、様々な過ごし方が認められている他の部署が、うらやましくて仕方がありませんでした。

『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』への対処法


『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』を、新人のあなた1人だけでどうにかすることは難しいです。

対処法だけでも知って、少しでも快適に生きていきましょう。

言葉だけでも感謝はする

『優しさの押し付け』をする方は特に、「自分はいいことをしている」と思っています。

受け取る側の都合を考えず、「自分はいいことをしたんだから、感謝されて当然だ」と思っています。

 

ダイエットをしている方に対して、よくお菓子をプレゼントしたり…

親睦を深めたいと思って、お金の余裕がない人にまで飲み会を強制したり…

「自分にとっては嬉しいこと」だけど、「相手にとっては迷惑なこと」をしているから、感謝されないのですが、それに気づかないんです。

 

実際にあなたが嬉しかったかどうかは別にして、『優しさの押し付け』をする方は、あなたに時間を使ってくれています。

「自分に時間を使ってくれた」という事実に対して、感謝をするようにしましょう。

 

人に何かを気づかせるのは大変です。ましてや年上の人相手ではもっと大変です。

気づかせようとする行為に対して、逆ギレされることもあります。

まずは『優しさの押し付け』をする人の思考を知って、対処することからはじめましょう。

「嬉しくない」ことを主張する

人はエスパーではありません。

ある程度人の気持ちを察することはできても、100%察することはできません。

『優しさの押し付け』をする人も、あなたの気持ちがわからないから、「自分にとって嬉しいこと」をしているのです。

「私は嬉しくない」ということを、どこかのタイミングで主張しましょう。

 

「私は嬉しくない」という主張は、タイミングが悪ければ、相手の機嫌をそこねてしまいます。

『優しさの押し付け』をされたときとは全く別のタイミングで、さりげなく言うと、機嫌をそこねることが少ないです。

ただし別のタイミングで言うと、勘がにぶい方には気づいてもらえません。

『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』をしない人になるために

上司や先輩の考え方を変えるのは、新人のあなた1人の力では難しいかもしれません。

しかし、あなたが『本当の優しさ』を持った人になることはできます。

「自分がされて嬉しいこと」を押し付けない

『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』をしないためにまず必要なことは、「自分がされて嬉しいこと」は、みんなも嬉しいとは限らないと知ることです。

「自分がされて嬉しかったこと」を他の人にしてあげよう!という気持ちは、素敵なものです。

でも、「自分がされて嬉しかったこと」を他の人にすることは、相手の好みや都合を無視したものになります。

 

泣いているときを思い浮かべてみましょう。

泣いているときに、「大丈夫?」と声をかけてほしい人もいますし、そっとしておいてほしい人もいます。

そっとしておいてほしい人に対して、「大丈夫?」と声をかけても、あまり喜ばれません。

心の中では、「大丈夫?」の声かけが嬉しくないどころか、うざいと思われているかもしれません。

 

「泣いているとき」の例だとわかっても、実生活になるとわからなくなるかもしれません。

でも、「自分がされて嬉しいこと」は、みんなも嬉しいとは限らないという意識があるだけで、あなたの行動は変わってきます。

相手の考え方を決めつけない

「自分がされて嬉しいこと」を押し付けないと似ていますが、相手の考え方を勝手に決めつけないことも大事です。

相手の考えを想像することは、もちろん大事です。

でも自分の頭の中で想像したことは、相手に確認をとったわけではありません。

「自分が想像した相手の考え」は間違っているかもしれない、という考えを持っておきましょう。

 

職場の同僚が無口になっただけで、「私が怒らせたのかな?」と考えてしまうことってありますよね。

考えられる原因の一つとして、「私が怒らせた」もあると思います。

家族とケンカしたのかもしれません。仕事後に憂鬱な予定が入っているのかもしれません。

無口になっている本当の原因は、その同僚しかわからないのです。

実際は家族とのケンカを引きずっているだけなのに、「私が怒らせたせいで無口になっている」と決めつけて、ご機嫌をうかがうようなことをすると、同僚にとってはうっとうしいだけです。

 

相手の考え方を決めつけることは、『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』につながります。

「自分が想像したこと」と「真実」を分けて考えて、勝手に相手の考えを決めつけないようにしましょう。

『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』に気づいたら…

『優しさの押し付け』『優しさに見える迷惑』に気づくことができたら、職場環境にがっかりするかもしれません。

パッと見では、優しさが循環しているように見えていたかもしれない。

でも、実際は優しさでもなんでもなく、自己満足があふれる世界だった。

「実は快適な職場ではない」と気づいたら、ちょっとがっかりしますよね。

 

快適な職場でないと気づいてから、ずっと働き続けるのはしんどいです。

「もっと快適な職場を探す」ことを視野に入れて、動き始めてみませんか?

 

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