このブログにたどり着いた方は、睡眠時間を削ってしまうほど頑張った方も多いはず。
時間を作るためには、確かに睡眠時間を削るのが手っ取り早いですよね。
しかし、睡眠時間を削るのは、長続きするものではありません。
あなたの社会人生活はまだ始まったばかり。
無理がきくのも、若いうちだけです。
若い今のうちに、睡眠の大切さや、良い睡眠の取り方を知っておきましょう!
睡眠のお悩みはこの2つ!
睡眠時のお悩みは、大きく分けるとこの2つ。
睡眠時間が足りない
睡眠の質が悪い
1つずつ見ていきましょう。
睡眠時間が足りない
睡眠時間が3〜4時間となってしまうと、「寝不足かも?」と誰でも感じると思います。
でも、6時間くらい寝ていても眠い、なんてこともありますよね。
ショートスリーパーの人もいますが、それはまた別の話。
あなたにとって最適な睡眠時間が取れていなければ、それは睡眠不足です。
睡眠は何時間が適切?
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームの研究結果によると…
最も死亡率が低かったのは、睡眠時間が約7時間(6.5時間以上7.5時間未満)の人たち。
実は日本の名古屋大学でも、同じような研究結果が出ています。
ペンシルベニア大学などの研究チームが行った実験では、
“6時間睡眠を2週間続けると、集中力や注意力は2日徹夜した状態とほぼ同じレベルまで衰える”
と言われています。
② 睡眠時間を削った場合も、6時間を下回らないようにする
あなたにとって最適な睡眠時間を見つけよう!
『最適な睡眠時間は7時間』という結果が出ていますが…
こんな場合は、7時間寝ても眠くて、疲れが取れないかもしれません。
あなたの体力に対して、仕事がきつすぎる
あなたがロングスリーパーである
まずは、『睡眠時間が7時間前後』の生活を送ってみて、少ししんどいなと感じる場合は、睡眠時間を伸ばしてみましょう。
7時間前後は、あくまでも目安。
あなたにとって最適な時間を見つけましょう。
睡眠の質が悪い
いくら長時間寝ても、質が悪ければ疲れは取れません。
寝つきが悪い
途中で目が醒めることが多い
変な夢を見てしまい、朝のスッキリ感がない
「長時間寝てるから大丈夫!」と思いがちですが、質にも目を向けてください。
睡眠の質を上げるためにできること
入浴は寝る2時間前くらいに終える
寝る30分以上前からスマホなどのブルーライトの光を浴びない
部屋は薄暗くしておく
寝る前に軽いストレッチをする
ベッドに入ってから翌朝することを考えない
(ベッドに入る前に、紙に書き出しておくのがおすすめ)
寝室に悩み事を持ち込まない
カフェインやアルコールの摂取は控える
寝具を良いものにする
今日からできることもたくさんあります!
できることからで構いません!取り入れてみましょう。
あまりに睡眠の質が悪い場合は…
「生活習慣の改善で治るような問題じゃない!」と感じるくらい睡眠の質が悪い場合は、薬に頼るのも一つの手です。
睡眠薬というと、「次の日起きられなさそう」とか「薬に依存しそう」というイメージを抱きがち。
でも正しく使えば、薬はあなたの味方をしてくれますよ。
睡眠薬にも種類があります。
寝つきを良くするもの
途中で目が覚めるのを防ぐもの
長時間眠れるようにするもの
睡眠外来や心療内科に行くと、症状にあった睡眠薬を処方してもらえます。
病院に行くほどじゃないかな…という場合は、市販薬にも睡眠を助けてくれるものがありますよ。
睡眠についてもっと知ろう!
睡眠で得られる5つのメリット
睡眠の働きって、意外と知らないと思いませんか?
疲れを取るだけじゃないんです。
① 疲労回復
まず一番に思い浮かぶのがコレ。
眠らないことには疲れは取れません。
② 記憶を定着させる
寝ている間には、日中経験したことを頭の中で整理して記憶を定着させています。
新卒の頃は、覚えることがたくさんありますよね。
そんな中で睡眠が取れていないと、覚えられるものも覚えられません。
新卒のこの時期、特に睡眠は大事です。
③ 免疫力アップ
免疫力の維持や強化には、睡眠が関わっています。
睡眠時間が短いことや、睡眠の質が悪いことで、風邪をひきやすくなるというデータも出ています。
④ 肌荒れ予防
睡眠時に発生する成長ホルモンには、お肌のターンオーバーを促進する効果があります。
睡眠が短くなりターンオーバーが遅れると、お肌がカサカサしがちになります。
⑤ 肥満予防
睡眠時には、食欲をコントロールするホルモンが分泌されます。
寝るとダイエット効果があるというよりは、寝る時間が短いと太りやすいという方が適切ですね。
逆に睡眠不足だと、紹介したメリットと逆のことが起こります。
疲れが取れない、記憶が定着しない、風邪をひきやすい、肌がガサガサになる、太る。
どれをとっても嫌ですよね。
しっかり寝ることは、心身の健康を保ちます。
寝るときの環境も大事!
睡眠には、環境も大事ですよね。
ちょっとお値段は張りますが…この3つにこだわると、環境が良くなりますよ。
枕
マットレス
遮光カーテン
睡眠を大事にしよう!
無理できるのは今だけです。
何十年も無理できる人なんていません。
将来の自分のために、睡眠と向き合いましょう。
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