
心療内科に通っているけど、なんだか先生に悩みを打ち明けられないな。

病院を変えることも、考えてみたら?
重い腰をあげて心療内科に通い始めたのに、先生との相性が悪い。
大きな悩みですよね。
先生との相性が悪いと、悩みをきちんと打ち明けられず、適切な治療が受けられないこともあります。
病院を変えることも、選択肢の一つとして考えてみましょう。

初診の時は予約して1ヶ月くらい待ってから行ったから、病院変えるなんてめんどくさい…

病院の変え方を知れば、大丈夫だよ!
この記事では、『こんな場合は病院を変えるべき!』という例と、病院の変え方を紹介しています。
どうしても相性が悪い場合は、病院を変えることをあなたの選択肢の中に入れましょう。
先生との相性が合わない
病院の先生、薬局の先生といっても、1人の人間です。
人と人との相性が合わないことは、もちろんあります。
相性が合わない!と思うところに通い続けることが、さらにストレスになることもあります。
ストレスが増えるのは、治療の妨げになります。
「あの先生に会いたくない…」と思うと、毎回の通院が面倒になりますよね。
通院をサボってしまうのは、治療の大きな妨げになります。
「先生が苦手だ…」と思ったら、ためらわずに病院、薬局を変えましょう。
治療方針が合わない
心療内科で治療したい!と思っていても、患者さんによって考え方は様々です。
治療はしたいが、薬は少なめがいい
後々のことを考えて、やめやすい薬を中心にしてほしい
とにかく早く社会復帰することを目指したい
理想とする治療の進め方や、治療のゴールも、患者さんによって違います。
あなたが理想とする治療の進め方と、先生の理想とする治療の進め方が異なる場合、それがストレスになることがあります。
例えば、あなたが「睡眠薬は嫌だな…」と思っているのに、睡眠薬を処方されたら、嫌ですよね。
本当はあなたに取って必要な薬でも、飲みたくないですよね。
そこであなたが自己判断して飲まなかったら、なかなか症状は良くなりません。
嫌々ながら飲むのも、なんだかモヤモヤしますよね。
治療方針に納得して、どの薬を飲むか納得して、治療を進められるのがベストです。
あなたが納得した上で、先生の理想とする進め方に合わせられるならOKですが…
どうしても合わせられない場合は、病院を変えることも検討しましょう。
同性の先生がいい場合も
心療内科の患者さんの中には、性的な症状が出ている方もいらっしゃいます。
性的な症状は、同性の先生の方が相談しやすいですよね。
女性の場合
精神的なことが原因で、生理不順になることがあります。
生理不順の話って、男性の先生にはしづらいですよね。
男性の先生も、もちろん生理不順に対する知識はありますが、実体験がないので正直なところわからないのが本音です。
生理不順になると毎月あなたも辛いですし、妊娠を希望している場合は特に悩みます。
しっかりと相談するために、女性の先生がいる心療内科を選びましょう。
男性の場合
精神的なことや薬の副作用が原因で、勃起不全や射精障害など、男性特有の症状が出ることがあります。
もちろん女性の先生には相談しづらいし、女性の先生も実体験がないので実際の苦しさはわからないですよね。
とっても悩んでいるのに、「そんなことで悩むの…?」なんて反応を取られたら、辛いですよね。
同じ悩みを共有できる、男性の先生に相談しましょう。
性別による特有の症状が出ている場合は、同性の先生に診てもらうことを強くおすすめします。
病院を変えるためにすべきことは?
病院を変えるためには、手続きや予約などが必要になります。
紹介状を書いてもらおう
今のあなたの症状を伝えてもらうため、紹介状を書いてもらうのがベストです。
「自分で説明すれば大丈夫!」と思うかもしれませんが…
専門的な知識を持つ病院の先生が、客観的に判断した内容も伝えられると、あなたの症状はより正確に伝わります。
新しく行きたい病院が決まっていなくても、紹介状を書いてもらうことはできますよ。
新しい病院の予約をしよう
心療内科は、予約制であることがほとんどです。
新しく行きたい病院が決まったら、まず電話をして、予約制かどうか確認しましょう。
初診の際には1ヶ月以上待つこともザラにあります。
早めに予約を取って、予約の日が来るまでは、今通っている病院に通いましょう。
自立支援医療を受けている方は変更手続きもしよう
自立支援医療を受けている方は、指定の病院と薬局を変更する必要があります。
役所に出向いて手続きする必要があるので、事前に連絡して必要なものを確認してから、手続きに向かってください。
あなたの治療が最優先!
『初めに行った病院に通い続けないといけない』という決まりはありません!
あなたが安心して先生に悩みを打ち明けられ、より早く症状が落ち着くような環境を整えましょう。
病院を変えることは、全く悪いことではありませんよ。
あなたの選択肢の一つとして、加えてみてください。
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