仕事を辞めようかなと悩み始めたとき、休職にするか、退職にするか、考えますよね。
会社が嫌で嫌でたまらない方は退職一択でしょうが、体調不良が原因の場合などは休職と退職で迷いますよね。
この記事では、休職と退職について解説をしています。
初めから退職一択なのはもったいない!
この記事を読んで、休職すべきか退職すべきか、もう一度考えてみましょう。
おすすめは休職!
休職と退職を迷っている場合は、休職を選ぶことを強くおすすめします!
新卒のあなたが、新卒でせっかく入った会社を辞めようかどうか迷っているときは、冷静な状態とは言えないことが多いです。
冷静ではない状態で大事な判断をすると、間違った判断をしてしまう可能性が上がります。
勢いで退職してしまったら、取り返しがつきません。
そこで、復帰できる道を残して、休職を選択するのがベターです。
いったん仕事から離れて、じっくりと考えた上で結論を出すと、納得して決められます。
まずは今のあなたの状態を説明して、「休職したい」と上司などに相談してみましょう。
会社に受け入れてもらえない場合も!
復帰のめどが立たない中での休職は、会社としてはリスクでしかないですよね。
正直なところ、休職は難しいのが事実。
私も1社目では具体的な復帰のめどが立たなかったので、休職を受け入れてもらえず、退職をせざるをえませんでした。
『とりあえず休職するけど、そのまま退職するかもしれない』という状況では、休職を受け入れてもらえない企業は多くあります。
しかし、休職へ向けて話し合いすらしないのはもったいない!
「休職させてほしい」と伝えることは、とっても大事ですよ。
休職という制度を設けていない会社も、少数ながらあります。
休職は法律で決められている制度ではありません。
企業ごとに独自に定めている制度になるので、休職制度がない会社もあります。
休職中の扱いについて
社会にでたばかりのあなたにとって、休職ももちろん初めて。
わからないことも、たくさんありますよね。
疑問はここで全部解決しましょう!
休職できる期間は?
休職できる期間は、会社の規定によって異なります。
就業規則や雇用契約書などを確認しましょう。
あなたの勤続年数などによって上限日数が変わることが多いです。
休職の際には、診断書が必要になる場合がほとんどです。
療養に必要な期間が書かれているので、基本的にその期間休職することに決まります。
休職期間が終わった!でも復職できない!
「初めに会社と決めた休職期間は終わったが、まだ復帰できる状況にはない」
こんなこともありますよね。
「休職を延長できるのか、退職するしかないのか、どちらだろう?」と悩みますよね。
これは、あなたのいる会社の規定によります。
休職という制度自体が法律で決まったものではないので、会社によりルールが異なります。
会社の担当の方に確認してみましょう。
実際に休職してみて、この職場には復帰できないと判断を下す場合もありますよね。
その際は、「申し訳ないが復帰できないので、退職したい」と伝えましょう。
会社としては、あなたが復帰してくれるという程で、業務をすすめています。
あなたがいない期間のみ別の方を雇ったり、皆で協力してカバーしたりして、あなたの休職期間を乗り切っています。
復帰できないと思った場合は、初めに決めた休職の期間内であっても、早めに退職の意思を伝えましょう。
休職中のお給料は?
会社からのお給料は、ゼロになる場合が多いです。
病気を理由に休職し、お給料がゼロになる場合、傷病手当金というものがもらえることがあります。
休職中に収入がゼロにならないのは、とってもありがたいですよ!
傷病手当金は、加入している健康保険組合から支払われます。
協会けんぽのホームページで確認したり、加入している健康組合に問い合わせたりしましょう!
会社の担当の方が詳しく教えてくれることもありますが、あなた自身でも一度調べておきましょう!
健康保険や年金は?
健康保険や厚生年金は、そのまま継続することができます!
社会保険料は、月々のお給料から天引きされていることが多いですよね。
しかし、休職中にお給料がゼロになった場合、お給料から保険料を天引きすることができません。
そのため、会社に直接保険料を支払う必要があります。
支払い方法は、会社によって異なります。
このような場合が考えられます。
会社で保険料を立て替えてもらい、復帰後のお給料から一気に天引きする
その月ごとに振込などで支払う
どのように支払うか、休職前に会社の担当の方に確認しておきましょう!
復帰する場合は?
あなたの復帰予定日が近づいてきたら、「きちんと復帰できるかな?」と会社の方も気にかけてくださっています。
復帰の数日前に、「予定どおり、●日から復帰します。ご迷惑をおかけしましたが、またよろしくお願いします!」ときちんと連絡しておきましょう。
「復帰予定日の前に一度体調について詳しく聞きたいので、面談の時間を設けたい」と会社側が考えていることもあります。
日程に余裕を持って、会社に連絡しておきましょう。
退職一択の場合
休職なんて無理!退職しか頭にない!という場合もありますよね。
そんなときは、会社への不満が爆発寸前だったり、体調が回復したとしてもここで働き続けられないと思っていますよね。
退職の意思を伝える際に、もめてしまいやすいです!
できるだけ円満に辞めよう
あなたも上司も、もめて嫌な思いをして退職という形は取りたくないですよね。
できるだけ円満に退職の意思を伝えましょう。
「会社とバトルしてでもストレートに不満を伝えたい!」という場合は、退職日まで居づらくなることや、退職後もあなたのことを悪く言う人がいることを覚悟の上で、実行してくださいね。
まずあなたの意思を伝えよう!
休職や退職に関しては、様々な場合が考えられます。
休職する
休職したかったが退職せざるをえなくなった
退職する
退職したかったが休職を勧められ断れなかった
あなたの意思がもちろん一番大事ですが、会社の都合であなたの思いどおりにはならない場合もあります。
まずはあなたの意思を伝えてみましょう。
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