転職活動前に絶対してほしい!なんで辞めたいと思ったか、分析しよう

退職前にすること

転職活動をする際に、絶対にしてほしいワークがあります!

それは「辞めたい!と思った理由の分析」です。

これをしないことには、転職で勝てません。断言します。

 

辞めたいと思った理由は様々あると思います。

きちんと分析することで、転職するときに良い結果が得られます!

 

転職を成功させるために、辞めたいと思った理由の分析を仕方を学びましょう!

そしてすぐに分析して、転職活動を有利に進めましょう!

この記事では
辞めたいと思った理由
辞めたいと思った理由を克服し、次の会社では同じ理由で辞めない理由
この2つの分析を、例を出しながら紹介しています。
読みながら「自分に当てはまる!」と思うこともあると思いますが、この記事が、あなたが辞めたいと思った理由を全て網羅していることは、ありえません。
この記事を読んだ後に、自分で考えて、しっかり分析しましょう!

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辞めたいと思った理由を分析しよう!

辞める理由なんて、退職の意思を伝える時に会社に話したから、ちゃんと考えたよ…

でも会社に伝えた退職理由って、1つか2つでしょ?

会社に退職の意思を伝える際は、1つか2つ理由を話せばOKですよね。

でも、あなたが辞めたいと思った理由は、もっとたくさんあるはずです。

辞めたいと思った理由、全部考えましょう。

 

お給料が安い、残業が多い、休日出勤が多い、休み時間が取れない、上司が怖い、人間関係がきつい、目標となる上司や先輩がいない、ノルマや目標が厳しい、想像していた仕事内容と違う、研修が少なすぎてぶっつけ本番だらけ、セクハラやパワハラが横行している、法令違反スレスレの行動が多いなど…いろいろありますよね。

些細なことでも構いません。

とにかく全部考えましょう。

辞めたいと思った理由を紙に書こう


前の会社をすぐに辞めたあなたを雇う側としては、同じ理由であなたがまた辞められては困ります。

前の会社を辞めた理由は絶対に聞きたいはずです。

面接で確実に聞かれると思って、準備をしておく必要があります。

あなたは、前の会社を辞めたいと思った理由をきちんと分析しなければ、転職活動で勝てません。

辞めたいと思った理由を全部、紙に書きましょう。

 

紙に書くのって、めんどくさい…

私もめんどくさいと思いました。

騙されたと思って、書く時間を作ってみてください。

5分でも、10分でも構いません。

「辞めたいと思った理由ってこんなにあったっけ?」と思うくらい、たくさん出てきます。

 

きつい就活も乗り切って、やっと内定を勝ち取り、入った会社です。

短期離職することには、デメリットもあります。

それでも辞めたいと思ったあなたには、たくさん理由があったはずです。

全部書いてみましょう。

 

人に見せる必要もないので、会社に対する不満も正直すぎるくらい書きましょう。

ワガママすぎるかな?という理由でも、とにかくなんでも書きましょう。

辞めたい理由を書いた紙を見て分析しよう

人に言えないようなことも含めて、辞めたい理由をたくさん考えましたね。

まずは、辞めたい理由の分析を、一緒にしていきましょう。

 

あなたが辞めた理由は、

ブラック企業に入ってしまった
体調を崩した
業界分析企業分析が足りなかった
自己分析が足りなかった

大きく分けるとこのあたりではないでしょうか?

ひとつずつ、考えてみましょう。

ブラック企業に入ってしまった


会社がブラックだったというあなたは、こんなことを悩んでいたのではないでしょうか?

休日出勤が多すぎて、休みがない
早出や残業が多すぎて、拘束時間が長すぎる
上司が高圧的すぎる態度をとる
残業が多い上に、残業代を正しく申告できない
上司が自主的に休日出勤しているので、自分も無給で自主的に休日出勤しないといけない

ブラック企業では、法的にアウトとしか思えないことが横行していることも、珍しくありませんよね。
「みんな自主的に早出してるんです♡」と美談のように話す会社もあります。

 

入社前に聞いていたことと実情が違いすぎた!ブラック企業に騙された!というあなたへ。

でもそのブラック企業でも、長続きしている方がいますよね?

なぜあなたは、辞めるという決断をしたのでしょうか?

 

長続きしている方は、「確かに良い環境とは言えない。でも、その中で楽しさを感じる瞬間があったり、得られるものがあったりする。」と思っているから、長続きしているんだと思います。

あなたは、仕事に楽しさややりがいを見出せなかったから、環境が辛いことに耐えられず、辞めるという決断を下したのではないでしょうか?

 

ブラックな環境を作り出しているのは、もちろん入ったばかりのあなたのせいではありません。

でも、そのブラックな会社を辞めようと思ったのは、ブラックな環境に耐えられないと、あなたが判断したからです。

ブラックな環境で働き続けている人もいる中で、自分は辞める決断をしたということを、見落とさないでください。

体調を崩した


体調を崩したのは、このあたりが理由なのではないでしょうか?

日々の拘束時間が長く、睡眠時間が足りていない
休日出勤ばかりで、本当の休みが少なすぎる
上司が怖すぎて、メンタルをやられた

会社がブラックだったために、結果的に体調を崩すこともあると思います。

そういう方は、上の「会社がブラックだった」の欄とあわせて読んでください。

 

持って生まれた体質や今までの人生経験などによって、人それぞれ体力は異なります。

体力がないから悪い!ということは全くありません。

 

体力がないと思っているあなたへ。

自分の体力にあったところを選ぼう!という点をきちんと考えて選びましたか?

休みの日に心身回復させるために、何か行動していましたか?

 

心身どちらも一度に回復させるって、確かに難しいです。

友達に会いに行くと心は回復するけど、友達に会う時間を作るよりも寝た方が体は回復します。

今日は心の回復、今日は体の回復と分けることも必要です。

体がしんどい!心の回復なんて言っている場合ではない!という日は、体の回復を優先させたり。

休みの日にいろいろ工夫ができますよね。

 

考えうる限りの対策をしたが、体調を崩したのはもう仕方がありませんが、体調を崩さず仕事をするためにできることは全てやりましたか?

もう一度考えてみてください。

業界分析や企業分析が足りなかった


第一志望の業界に最終段階で落ちてしまった。
公務員試験に失敗した。

そんなことが理由で、実際に就職した業界については無知な状態で就職してしまった方もいるはずです。

 

おそらく内定をいただいた時期も遅かったはずでしょう。

「自分の希望ではないけれど、働ける場所が見つかっただけで充分!」と初めは思っていても、向いていないところで働くのは辛いはずです。

想像していたよりも肉体労働が多かった
想像していたよりもパソコンでの業務ばかりだった
年間休日の日数は多いが、休みをほぼ勉強に当てないとついていけない
口コミサイトを見ればすぐにわかることを知らなかった

仕事だけでなく休日の過ごし方も含めて、いざ入社してみたら想像と違った!ということもありますよね。

 

また、就活の時には良い話ばかり聞く機会が多く、悪い話を聞く機会すらなかったという場合もあります。

良い面と悪い面をどちらも知らないと、正確な企業分析は難しいです。

今からでも遅くないです。

次は業界分析や企業分析をきちんとして、ミスマッチのないようにしましょう。

 

新卒の時は口コミサイトの存在を知らなかった!という人もいるのではないでしょうか?

こちらに口コミサイトを3つ紹介しています。分析に役立てましょう!
Vokersはこちら!
カイシャの評判はこちら!
転職会議はこちら!

自己分析が足りなかった


就活している際に、リクナビやマイナビのサイトで、自己分析の重要性は何度も目にしたと思います。

それにもかかわらず、自己分析をサボった結果、失敗したのなら仕方ありません。

でも「自己分析まじめにしたよ」、という方が多いですよね。

自分の性格に向いていない仕事を選んだ
自分の体力と合わない仕事を選んだ
自分の将来像をきちんと描けていなかった

一度社会に出て働いてみて、こんなことに気づいたのではないでしょうか?

 

社会に出てみないとわからなかった、自分の新たな一面もあったはずです。

社会人の先輩とたくさん接して、考え方が変わったこともあったはずです。

社会に出て初めて気づいたことを盛り込んで、もう一度、イチから自己分析し直しましょう。

次は同じ失敗をしないために!対策も考えよう


前の会社を辞めたいと思った理由に対して、『次の会社では同じ理由で辞めることなく続けられる!』と思う理由も、きちんと分析しなければ、勝てません。

次は続けられる!と思う理由も、考えていきましょう。

会社がブラックだったから辞めた場合

面接の際に、会社がブラックだったということを、話の流れで言わざるをえなくなるかもしれません。

でもブラックな環境で働き続けている人もいる中で、あなたは辞めるという決断を下したのです。

会社がブラックだった以外に、辞めたい理由をきちんと考えてください。

 

ブラック企業で働いている方は、

毎日終電で帰っている
休日の半分は出勤している

など、明らかに拘束時間が長い場合も多いですよね。

拘束時間が長すぎる=会社がブラックだった ということになります。

ここでもう一歩踏み込んで、辞めたい理由を考える必要があります。

 

あなたは早く帰宅して、何をしたいと思っていましたか?

自主学習の時間を作りたい
家で気分転換をして、仕事に前向きに取り組みたい
体を休める時間を確保して、仕事で100%の力を発揮したい

など、何かやりたいことがあったはずです。

会社がブラックだったために、やりたいことができなかったのが、本当に辞めたい理由なのではないでしょうか?

ブラックな環境から逃げたいという思いもあるでしょうが、はじめは『やりたいことができない』というのが悩みだったのではありませんか?

 

例に挙げた『勉強、気分転換、休養』は、全てできていないと、仕事に前向きに取り組むことが難しくなります。

仕事に前向きに取り組めない中では、仕事における楽しさややりがいも見出せなくなります。

そこで、辞めたいという結論に至ったのではないでしょうか?

 

「逃げたい」ということだけ思っていては、面接でも良いイメージは持たれません。

同じ内容を話すなら、良いイメージを持ってもらいたいですよね。

「やりたいことを実現したい」と話せば、良いイメージになります。

体調を崩したから辞めた場合

考えうる限りの対策をしたものの、体調を崩した場合は、正直に伝えるしかありません。

でも、体調を崩しやすいというのは、残念ながら悪いイメージを持たれます。

 

「自分のリサーチ不足で残業が多い職場を選んでしまった」「体調を回復させるための行動ができていなかった」など、何か体調を崩した原因があるはずです。

その原因も伝えて、今は改善できている!ということも伝えてください。

 

体調を崩して辞める場合は、本当は辞めたくないけれど止むを得ず辞めることが多いですよね。

健康を維持しながら働けたら、「こんなことがしたい!」と思っていたことはありませんか?

次はこんなことがしたい!ということも合わせて伝えられると、印象が良くなりますよ。

業界分析や企業分析、自己分析が足りなかった場合

社会に出て初めて見えたものがあり、分析の甘さを感じたこともありますよね。

過去の自分の分析の甘さも認め、自分の目指す姿が変わったなど、きちんと理由を伝えましょう。

この会社では自分の目指す姿により近づける!と前向きな理由が伝えられるはずです。

 

給与面、待遇面などで不満を持ったという場合もありますよね。

求人票や就職サイトに載っていた内容が実際と異なっていた場合は、その不満は防ぎようがなかったかもしれません。

 

しかし学生時代のあなたは、用語を知らないなど無知だったために、給与や待遇がもっと良いと思い込んでいたかもしれません。

「初任給は●万円って書いてあるけど、残業もあるだろうし、もっとたくさんお給料もらえるかな?」など、自分にとって都合の良い解釈をしていたかもしれません。

次は給与面や待遇面をしっかり確認し、納得した上で入社できるようにしましょう!

分析が終われば、面接でもきちんと話せる!


辛かったことも思い出しながら、たくさん分析しましたね。お疲れ様です。

この記事では厳しいことも書きましたが、それでもめげずに分析した自分を評価しましょう!

 

辞めた理由と、次は同じことが原因で辞めない理由を、どちらもきちんと考えている姿勢は、それだけで評価されます。

辞めた理由をごまかさずにきちんと向き合って考え、前向きに捉えられたあなたは、転職活動も前向きにできると思いますよ!

分析するのが辛い…というあなたへ


特に精神がやられて会社を辞めたあなたにとって、この分析は辛いと思います。

私も、この作業をしているときに、動悸が止まらなくなった経験があります。

 

今すぐではなくて良いんです。できるようになってからで良いんです。

体調が良くなって、「また仕事をしよう!」と思えるようになったら、この分析をしましょう。

この分析の存在を忘れてしまわない程度に、頭の片隅に置いておきましょう。

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