求人を見ていると、日頃見慣れない単語が登場しますよね。
大学生の頃に求人を見ていた頃のあなたも、疑問に思ったり、間違った解釈をしてしまった!という経験、ありませんでしたか?
私も実は間違った解釈をしてしまった単語があり、実際の意味を知った時に驚きました。
就活の際によく登場する、意味を間違いやすいワードを紹介します。
今度こそ引っかからないように、きちんと復習しましょう!
週休二日制と完全週休二日制
週休二日制と完全週休二日制って、「完全」が付いているかどうかの違いなので、軽く流してしまいがちですが…
いざ働いてみると大きな違いになるんです!
お休みの日数は、働く上で大事になりますよね。
しっかり用語の違いを押さえておきましょう。
週休二日制とは
月の中でどの週でも良いので1週間のうち2日お休みがあることを指します。
2018年6月のカレンダーで実際に見てみましょう。
○がついている日がお休みだと、週休二日制になります。
この例では日曜日は毎週休みで、土曜日は第1週目のみ休みになっています。
これだと第1週目に休みが2日あるので、週休二日とみなされます!
完全週休二日制とは
「完全」週休二日制は、週に2日のお休みが毎週あるということです!
こちらも2018年6月のカレンダーで実際に見てみましょう。
このように毎週2日休みがある場合が、完全週休二日制です。
土日は全てお休みの会社は、もちろん完全週休二日制です。
平日にお休みが毎週2日ある場合も、完全週休二日制です。
基本的に土日がお休みで、祝日がある週は土曜出勤あり!という会社も、毎週2日お休みがあるので、完全週休二日制です。
固定残業代・みなし残業代
就活をしているときに、「固定残業制って何?」と思いませんでしたか?
「全員常に●時間は残業をしているとみなして、常に●時間の残業代を払います」というような感じで、決まった残業代が毎月支払われるという制度です。
営業職で直行直帰をしている方など、会社で残業時間を管理することが難しい場合などに、固定残業代を支払うという制度が導入されています。
決められた時間を超えた分の残業代は請求できます!
実際の残業時間が、固定残業で決められた時間を超えた場合は、会社側は別途残業代を支払う義務が生じてきます。
しかし、実際は正確な残業時間を申告しづらい雰囲気の会社が多いです。
また、「固定残業で決められた時間を超えた場合の残業代は請求できない」と誤解している方も多いので、請求しないのが当たり前になっている会社もあります。
「固定残業って、15時間しか残業してなくても、30時間分残業代がもらえることもあるならお得!」と思うかもしれませんが…
お得になる場合はあまりないです…
年棒制
1年間のお給料があらかじめ決まっていて、それを12で割った額を毎月支払いますという制度です。
野球選手の推定年俸がよくニュースなどで報道されていますよね。
月給制のボーナスのような形をとる企業もあるので、14や16で割った額を毎月支払い、ボーナスの時期にも支払いがある場合があります。
月給制との違いは?
年俸制はは、初めから1年分のお給料が決まっているだけで、月給制と変わらないのでは?と思うかもしれませんが…
月給制と年俸制は考え方が大きく異なります!!
月給制の場合
月給制の場合、基本給+手当という形で給与が支払われます。
基本給の額は、社員の年齢や勤続年数に応じて上がっていくことが多いです。
年功序列でお給料が上がっていきやすい制度になります。
年功序列でお給料が上がると、将来設計が立てやすいので、住宅ローンなどの金額の大きなローンを組むときにも安心です。
あなたに対する評価は、手当やボーナスなどに反映されることが多いです。
ボーナスで実績がすぐに評価される点は嬉しいですね。
年俸制の場合
年俸制は、年度の初めに年間のお給料が決まります。
昨年度のあなたの実績が、すぐにお給料に反映されるケースが多いです。
良い評価をもらえた場合は、すぐに月々のお給料に成果が反映されて、嬉しいですね。
しかし評価が悪かった場合は、初任給と変わらない、もしくは下がるという企業も存在します。
初任給からさらにお給料が下がると、酷い場合は最低賃金付近までお給料が下がることもあります。
また年俸制の場合は、ボーナスの額も決まっている場合が多いので、実績がすぐボーナスで反映されることはありません。
間違いやすいワードに引っかからないように!
間違いやすいワードは、説明をせずに使う方が悪い!とは言えません。
確かに勘違いしてしまいやすい表現がされている求人もあります。
しかし、単語の意味をきちんと知っていれば、正しく理解することができます!
これを読んだあなたは、引っかからないように気をつけてくださいね。
コメント