頑張ったはずの就活。
就活がうまくいかない時もあったが、納得して入った会社。
でも、短期間で辞めたいと思った。
今辞めたら、自分の人生設計狂ってしまうのでは…?
新卒で入った会社を8ヶ月で辞めた私も、そんなことを思っていました。
辞めたいと思う気持ち。理想とは違う人生を歩んでいる自分。
いろいろなものにモヤモヤしていました。
次は楽しく働けるように、もう一度自己分析に取り組んでみませんか?
辞めたくなるような会社に入ってしまった事実は変えられません。
でも、今後のことは変えられます。
今後のあなたのための、自己分析です。
今回行う自己分析は、就活の時に行ったものとはちょっと内容が違います。
肩の力を抜いて、取り組んでみましょう。
自己分析のやり方
就活をした時の自己分析は、こんな内容だったと思います。
自分に向いている業界・業種
結婚や子育てなどでライフスタイルが変わった時、どんな働き方をしたいか
どのようにキャリアアップやスキルアップをしたいか
今回やるべき自己分析は、就活の時にしたものよりも基本的なもの。
カッコつけないで、素のあなたをもっと知りましょう。
自己分析の項目
自己分析の項目は、この3つ。
何をすると疲れる?ストレスが溜まる?
何をすると気分転換になる?
「もう限界!」となる前にやっていた、いつもと違う行動は?
「えっ?こんなことでいいの?」って思いませんでしたか?
でも、こんな簡単なことでいいんです。
簡単なことだけど、これが一発でスラスラ書ける人って、なかなかいません。
まずは簡単なことから、自分を知りましょう!!
紙に書く!
少し面倒かもしれませんが、紙とペンを準備して、手書きで行うことをお勧めします!
頭で思っているだけでは、分析を「やったつもり」になりがち。
しっかりと目に見える形でアウトプットすることが大事です!
パソコンやスマホで入力することもできますが、かしこまった形で書いてしまいがち。
「なんでも良いからとりあえず書いてみる!」という気持ちで自己分析を行うためには、手書きがぴったりです。
思いついたことは全部書く!
「カッコ悪い」と思うことも、「こんなのワガママじゃない?」と思うことも、いったん書き出して見ましょう。
自己分析の結果は、他の人に見せるものではありません。
あなたのために行うものです。
いったん全部書いてみましょう!
自己分析やってみた!
私がやってみた分析の結果を紹介しながら、自己分析のやり方を解説します。
①〜③の中で、書きやすい項目からスタートして構いません!
自分だけのための自己分析です。
ルールを決めすぎずにやっていきましょう!
自己分析① 何をすると疲れる?ストレス溜まる?
私の場合は、「こんなことをすると疲れるな〜」と感じました。
初対面の人と会う
睡眠時間が7時間を下回る
満員電車に揺られる
コンビニ食が続く
気を遣っていつもニコニコする
休み時間が取れずノンストップで仕事
お付き合い残業をしたので、残業代が出ない
1人の時間がなくなる
「それはワガママじゃないの?」と突っ込みたくなるようなことも、とりあえず書いてみます。
人によって疲れを感じるポイントは様々です。
良い、悪いはありません。
まずは「私ってこんな人なんだ!」と認識するところからスタートです。
自己分析② 何をすると気分転換になる?
次は気分転換できることを書きます。
この項目が一番書きやすいかも?
思いっきり寝る
好きな音楽を聴く
ハーブティーなどリラックス効果のある飲み物を飲む
YouTubeやNetflixなどで好きな番組を見る
学生時代からの友人に会う
好きな物を食べる
お酒を飲む
運動する
マッサージを受ける
自己分析③ 「もう限界!」となる前にやっていた、いつもと違う行動は?
身なりを整えるのが面倒になった
食べるより寝たい
家事をする気力がない
職場のデスクや家などが、全体的に散らかっている
友人と会う時間を取ろうとしなくなった
電話やLINEなどを無視してしまう
この項目は、自分では気づきにくいものもあります。
家族など周囲の人にも意見を求めましょう。
自己分析の活かし方
この自己分析の活かし方を紹介します。
活かし方も、難しいものではありません!
自己分析① 疲れること・ストレスが溜まること
まずは自分の感情にフタをせず、「ワガママかも?」と思うことも書き出してみました。
ここで気づいたことが、二つありました。
『大半の人は難なく出来ること』でストレスを感じることは、悪いと感じていた
ワガママかもしれないことでも、大半の人はストレスなくできることでも、自分にとって苦痛なものは苦痛なんです。
『大半の人は難なく出来ること』でストレスを感じることは、悪いことではありません。
感じ方に、良いも悪いもないんです。
『自分にとって疲れること、ストレスを感じること』を認識することを始めましょう。
疲れやストレスを自分で認識すると、「対処法を考えよう!」という次の行動をとることができます。
ストレスを感じることの例:
通勤時の満員電車で疲れる!
対処法の一例:
① 会社の近くへ引っ越す → 電車に乗らない
② 通勤ルートが混んでいない、田舎にある会社を選んで転職する → 満員電車に乗らない
③ 通勤時間に動画を見るための出費を惜しまない → 電車に乗っている時間を楽しく過ごせるようにする
④ リモートワーク推奨の会社で働く → 週に数回の出社でOKの環境を作る
⑤ 在宅ワークを本業にする → 出社ゼロでOKの環境を作る
対処法って、こんなにたくさんあるんです、
疲れやストレスを自分で認識しないと、この対処法を考えることすらしませんよね。
対象法を考えることすらしないのは、もったいないです。
疲れやストレスが放置されると、どんどん溜まっていくばかり。
認識してあげることが、自分自身をケアすることに繋がりますよ。
② 苦痛なこととの向き合い方を考える
(苦痛なことは極力避ける、苦痛なことをした後は積極的に気分転換する、など)
自己分析② 気分転換になること
気分転換になることをたくさん書き出してみると…
ハーブティーを飲むのは短時間でできますが、人に会うのは少々時間がかかりますよね。
「時間がない時でもできること」と、「時間の余裕がある時にできること」で、いったん分けてみましょう!
時間がない時でもできること:
ハーブティー、ストレッチ、音楽を聴く など
時間の余裕がある時にできること:
寝る、友人に会う、マッサージを受ける など
余裕がある時間に合わせて、気分転換になる行動を選んでいくことができるようになります。
「時間がない時でも、気分転換する方法はたくさんある!」ということが、目に見えやすくなるだけでも、気が楽になりますよ。
ここまでしっかり行動を分類しても、気分転換になる行動が取れないときは、『かなり疲れたサイン』です。
時間がない時の気分転換方法すら実行する気力がないのは、疲れている証拠ですよね。
「これができない時はかなりマズイ!」とあなたが判断できる材料にしましょう。
② 『気分転換になるとわかっていること』ができない時は、かなり疲れているサイン!
自己分析③ 「もう限界!」となる前の行動
限界になる前の行動って、冷静になって振り返ってみると「普通の日常生活ができていない」と思いませんか?
衣食住に問題がある、人との交流すら面倒って、生きていくための最低限度のことが難しくなっている状態です。
ここまでくると、自分で限界に気づくのが遅れがち。
『こんな行動をすると、もう限界!』という項目はリストアップして、見返せるようにしておきましょう!
限界がきている時の行動をとっていないか、定期的に見返す。
自分を知って、働き方を見直そう!
具体的な行動を通して、自分のことをもっと知ることができました。
「あなたの理想の働き方」を叶えないことには、長い間働くことはできません。
でもある程度は、会社の方針と折り合いをつけなければいけません。
疲れること、ストレスを感じること、気分転換になることを知った上で、理想の環境を探していきましょう!
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